親子関係が欠落してて…

昨日は2週に一度、精神科クリニックの
デイケアワークショップに
サポートでお手伝いに入った日でした。

参加者の皆様のご発言からいつも
デリケートさの中に本来は誰にでもあるはずの
”普遍の人間らしさ ””清らかさ””無垢”を感じ
いつも関心しながらお話しを伺っています。

彼らの”壊れそうに繊細 ”な優しさは
通常の暮らしにはなかなかないものだ…

と私は思っていて、ある意味”病んでるのは

ここにいる患者さんたちなのだろうか?
それとも人に対する優しさより集団を優先

する世の中なのか…
一体どちらなのだろう?と感じます。


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こちらのワークショップで良く耳にするのは


「親の愛を十分に受けられなかった」という言葉です。



「親の愛を十分に受けられなかったから…」に続く言葉は


・私はどこにいても愛されない存在

・私の存在はいつも気配を消していた

・率直な感情表現ができない。

・感情を出してはいけないと思っている。

・”大切な存在”ということが分からない

(自分が大切であること、他人を大切にすること)

・親から与えれなかった愛情を異性に求める(求めすぎる)


こんなとことが表現されます。




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親の愛を無条件に受けて育ったか否は

人の人生全般に影響を及ぼします。


恋愛・結婚・職業・友人関係・夫婦関係など
あらゆる関係性の構築と継続に関与します。


幼少期に親からの無条件の愛を受け
子供も無条件にそれを信頼する
その循環の結果生じるものを

愛着の絆 attachment bond と言います。



attachment bond の形成不全は
グリーフサポートしようにも
人の言葉が響かない、受け取れない
本人自身も何か言われても「よくわからない」と
おっしゃいます。


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何をおいてもまずは

”親子関係 ”が大事らしい…

時に殺伐とした、世知辛い世の中を
渡っていくための


自分を守るシールドみたいなもの。


・何があっても私は大丈夫
(愛される存在だから)

・何があっても守ってくれる存在がある
(この世の中に心のセーフティーゾーンを持っている)

・足ることを知っている。求めすぎない
(既に愛情をたくさんもらっている自覚があるので)

・他者との境界線が分かっている。
 
・他人から何かを得ようと尽くしすぎない


愛着の絆 attachment bond
が欠落していると

自己肯定感と境界線の設定に多大な悪影響をうけてしまう。
決してそれの全てはご本人のせいではないのに。


別の言いかたをすると
その方の人生がこの”欠落している愛着との向き合い”
に終始する可能性があります。


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死別悲嘆のお話を伺っていると
直近の死別体験のお話しにはとどまらず
その方の成育上、抱える問題にも話しが及ぶことがあります。

大切な方を死別で亡くすという体験で
元々の古傷があぶりだされるかのように
表面化するのです。


愛着の絆 attachment bond

無いものは自分で何とかするしかない…
死別という強烈につらい環境を梃子にして。

そこに気づいていただけるか
祈る気持ちでお話を伺っています。

 

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死別悲嘆(グリーフ)専門

訪問カウンセリング

悲しいココロ見える化舎 

http://www.mierukasha.com/
千葉 カオリ

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