
今朝、早朝4時
私より8歳年下の従妹を看取りました。
その従妹の姉と母親
(私にとってのおば)と一緒に。
私よりも当然、
より血縁の深い二人の方が
強い悲しみの中にいるのは
見て取れます。
私自身は少し離れた立場なりに
できることを手伝おうと決め、
葬儀社さんとの
連絡調整を引き受けました。
しかし実際に対応を始めた途端に
自分自身の状態が
”普通で無い ”
ことに気付きました。
まず、葬儀社の担当者さんが
ゆっくり丁寧に説明してくれて
いるにも関わらず、
内容を完全に把握できず
繰り返し確認の電話をしてしまいました。
そして
連絡のために私自身の電話番号を
求められた時にスムーズに思いだせず、
しかも相当に間違った番号を
口走ってしまったり…
喪失悲嘆の専門家として
知識を持っている身でありながら
実際自分にこのようなことが起きると、
改めて 喪失悲嘆のショックがどれほど
ヒトの心と思考に影響
を及ぼすかを痛感しました。
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《まとめ》
死別悲嘆のショックは
以下のような現象を引き起こす。
記憶力の低下… 簡単なことが覚えられない、
思いだせない。
思考、判断力の低下… 考えがまとまらない。
一度に複数のことをこなせない。
理解力の低下… 言われたことが良く分からない。
適当に返事をしてしまう。
* 対策として *
●自分は大丈夫!と頑張りすぎない。
●メモを取る。メールなど可能な限り文書に残す。
(日程や金額など特に数字が含まれるもの。)
●一人で結論を出さない。周りと相談する。
●何事も急がない。慌てない。
●家族間のやり取りで
間違いが生じても相手を責めない。
『悲しいから、仕方がない。』
『悲しいのによくやってくれた…』と、
とにかく許しあう。
それが専門家に頼まずとも出来る
グリーフサポートの”いろはのい”
になります。
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Bart Hollins (木曜日, 02 2月 2017 10:45)
Asking questions are in fact fastidious thing if you are not understanding anything entirely, but this piece of writing provides pleasant understanding yet.